僕はDay Dream Believer

モロモロの日々

事故物件のお祓いをしてきた

神主なんてのはお宮参りとか七五三とか結婚式とか、やれめでたい現場に立ち会ってばかりの職業というイメージがあるかもしれませんが、たまにそうでないときもあります。例えば神道のお葬式の神葬祭とか亡くなった日から一年、三年...と節目ごとにやる年祭なんてのもあります。でもこういったのはまぁお葬式ですからしめやかではあるんですけど、そこまでパンチはないんですね。で何が一番パンチがあるかっていうと、まぁ~......その......いわゆる事故物件のお祓いです。もうパンチがあって刺激的。朝からもう気分はドキドキですよ。ド・キ・ド・キ☆モーニングですよ。

まぁ霊なんてのはね、見えないからね。見えても見えないしね。見えないフリだしね。見える見えないの前にいないからね。人間界で唯一見えるユーレイは柳ユーレイだけだもんね!なんて思いながら現場に行ったらマンションの入り口に不動産屋が立っていました。「今日はお暑いところすいません!」「いえいえ」「結構こうゆうのあるんですか?」「まぁたまにありますかね~あはは」なんてお決まりのやりとりをした後に不動産屋は言いましたね。

「あの~....部屋の中...汚いっていうか.....かなり臭いますんで、すいません」

.......ん?掃除してないの?

いやいや、まずすいませんじゃないよね。謝る前に最低限掃除しよ?ヨソの人が来るんだから招く準備くらいしよ?それに俺、神主、いわゆるヌシカンだぜ?外出たら結構「先生!」とか言われるタイプの職業だよ?

「臭うんで、マスクとかします?」

いやそれ風邪は予防できるけど霊にはきかないよね。ま、まぁ、臭うとは言え、まさか血の跡とか残ってないでしょ、あ?ここがその部屋ですか?えぇ、まぁご立派な、それではおじゃましまー

めちゃめちゃ床、血まみれやないかい!!

テンションさがるー!ここのマンション来てから毎秒テンションさがるー!いや、うんまぁ、じゃあお祓いしましょう。来た以上はやりますよ。じゃあ着替え次第やりますんで、準備できたら参列くださ、え?

「あの...僕...このあと人に会う約束があって、スーツに臭いがつくといけないんで、外で待っててもいいですか?」

お前、お前!まさか俺をこの部屋に一人に、お前!!

「それでこの部屋の住んでた人なんですけど、入院していて医者からは退院してもいいってことで帰ってきたんですけど、その一週間後に....家族は遠方にいて....発見が.....」

なんで急に、俺をこの部屋に一人にする前にディテール説明するかね、君は。そうゆうの聞いたらよりクッキリしますやん。モノマネの番組みたいに後ろからご本人登場しますやん。

まぁ無事にご本人登場することなく、そして滞りなくお祓いは終えました。イヤー今日の不動産屋ったらなかったね。悔しいから久々にブログ書いたわ。あと血まみれの部屋に一人ってのはなんだかあれだね、今まで経験したことのない気分だね!そしてこの記事書いてるとだんだん肩が重くなってきたのは気のせいかね!

先輩になりました

春になり後輩が入社し僕も先輩になりました。後輩の初々しい姿を見ていると、自分も一年の間にだいぶ成長したんだなと感慨深くなったりしております。

ただその後輩には少し問題がありまして...それは過ぎるんですよね、鼻歌が。僕が「~~やっておいて」と後輩に指示をして作業させると、彼は高確率で鼻歌を歌いながら仕事をしています。いつなんどきでも余裕をもって生きていたい性分だかなんだが知らないんだけれども、僕以外の上司の前でも鼻歌を歌っていて、聞いているコチラがヒヤヒヤしてきます。なんなんでしょう、ほんとに。

この間、彼...もとい鼻歌くんと自分が駅のホームにいるとき彼が急に洋楽を歌い始めました。急に歌いだした彼に驚いて何も言葉にすることができない僕を見て「先輩。この曲わかります?」と質問してきました。

「...え?な、何?なんの曲?」

「え?わかりません?これですよ(と言ってまた歌いだす)」

英語の歌詞をしっかりと発音しながら歌う彼はまさにドヤ顔。あまりのドヤっぷりに歌っている歌詞も「ドヤ~♪ドヤドヤ~♪ドヤナンヤデェ~♪」と聞こえてきました。嗚呼、なんだか頭が痛くなってきた。

「いやわからないなぁ。なんの曲?」

「え?わかりません?オアシスっすよ!」

あぁ、そうかオアシスか。わからなかったよ、ごめん。でも君の鼻歌砂漠からオアシスに逃げたいのは僕の方だよ、鼻歌くん。ていうかもう歌ってる時点で鼻歌でもないじゃないか。そう思って僕にすることができた精一杯答えは「ごめん。俺ブラー派なんだ。」でした。すると彼は「うぇえ?マジっすか?じゃあオアシス派のボクと戦争ですね!」となぜだかうれしそうにしていました。オアシスかブラーかで言い争って戦争をするくらいなら僕は今このホームから飛び降りて戦争を終結させるよ。

そして今日また別の出来事がありました。昼飯中に話の流れで僕が今月に岡村靖幸のライブに行くことが話題になりました。すると彼は急に岡村ちゃんの「だいすき」を歌い始めたのです。それも「赤いブーツとやけに~」から「女の子のために今日は歌うよ」まで。そうつまりはフルコーラス。僕は鼻歌くんが「だいすき」を歌っている間、あまりのことにまたも何も言葉を発せずに、今にして思えば「なんでお前が歌うんや!」とか言えばいいものをそれもできず、ただただ不思議な気持ちと複雑な顔でフルコーラス聴いてしまいました。碇くんがもしこの場にいたら「こんなときどんな顔をすればいいのかわからない」と言って「笑えばいいと思うよ」と有難い説法なんぞを頂くこともできたのですが、そこにはもちろん碇くんはおらず、いたのは「だいすき」を歌う鼻歌くんと「逃げちゃダメだ」と心で叫ぶ僕の二人だけでした。

とりあえず素敵な後輩ができました。

 

朝、メールが届いた。

2月11日。そのメールは朝7時に届いた。普段7時10分にアラームをセットしているため、メールの着信音でいつもより10分早く目覚めてしまい、朝っぱらから不機嫌になった。...誰だ?朝っぱらからメールしてくる奴は?

件名:誕生日おめでとう

今年で何歳になるんだっけ?今年一年お互い頑張ろうな!!

 なんだ...素敵なお祝いメールだったのか。近年、誕生日のお祝いメールなんて誰からも来たことがないし、しかも朝一でメールしてくださるとは、なんて律儀な人なんでしょう...僕誕生日7月ですけど。

いつもの迷惑メールだったら「ザ・迷惑メール」って感じの意味の分からないアルファベットの羅列なんだけれども驚いたのはメールの末尾がdocomo.ne.jpだったこと。文面も凄いなれなれしい仲良しな雰囲気だし変なURLもついてないし、一瞬本当に自分が忘れている誰かからお祝いメールが来たのかと思ってしまいました。もしこんなメールが友達がいない寂しさのあまり部屋の壁にダッチワイフの絵を描き、その絵に向かって米塩酒をお供えし崇め奉っていた高校時代の僕に届いたら間違いなく返信していたね。ただもう僕は大人。はるか昔に壁画ダッチワイフから卒業した自分は「ははぁーん、誕生日が2月11日ってことは建国の日。つまり日本のお誕生日をお祝いしているんだな?随分とアレな人だ、君は」と余裕ブッコくことができました。ありがとう、壁画ダッチワイフ。センキュー、偶像崇拝の日々。

そして今日。同じアドレスからまた迷惑メールがきました。

件名:バカなんですかね?

本当に最低。信じられない。メールの返信をしないってマナーとか守る気ないんでしょうか?

ぬぁあぁぁぁぁぁあああああ!!!

やかましいんじゃあ!このアナルファッカー!!勝手に人のアドレス使ってメール送ってくる奴にマナー語る資格ないじゃろがい!!そうじゃろがい!!だいたい返信したら、変なん送ってくるじゃろがい!お前が変なん送ってくる前にワシのツルツルピンクアナルピクチャー送ったろかい!?そのピクチャー見ながらマナーとは何か今一度考え直しやがらんかい!それに最初文面が男だったのにいつの間に女に変えとんじゃ!!最初の設定守らんかいや!あれか?俺がアイツでアイツが俺で階段ゴロンチョして性別変わったんか!?俺がアイツでアイツが俺でお前の嫁がコレなもんで階段ゴロンチョしてギンチャン、カッコイイんか!?おまん、平田満きどりか!?ぬううう.....そうだ!筆と絵具!ダッチワイフ!あの頃のようにダッチワイフの絵を描いて心を落ち着かせるんだ!!

世界堂を目指すために外に飛び出したら雪がエゲツないほど降っていたので、部屋に戻って布団に包まったらアッサリと落ち着くことができました。外は寒いですね。皆さんも風邪をひかないように暖かくしてお休みください。

ワルサーp38

家から一番近いという理由だけで通っている美容院が急にモミアゲを切ってくれなくなった。前回11月に髪を切った翌日に「モミアゲ、ルパン三世みたいだね」と上司に言われてからモミアゲが未処理なことに気がついた。他はバッチリ刈上げてくれているのに、なぜかモミアゲだけ剃りもカットもしないから頬のあたりまで長く残って本当にルパンスタイルになっていた。これでは足元に絡みつく赤い波を蹴るしかない。もしくは抱かれたものはすべて消えゆく定めという美容師からのメッセージなのかもしれない。

これまではモミアゲ処理してくれていたのに急になぜ?と不思議でならなかった。自分が散髪中に爆睡せずにちゃんと「ワイはルパンやないんや!サルや!プロゴルファーサルや!!...ってサルでもモミアゲ残しスタイルやーん!」とノリツッコミで言えば空気が悪くなることなくモミアゲも処理してもらえて問題解決なんだけれども、いかんせん眠くてしょうがない。しかし今日は!連続モミアゲ未処理を避けるべく美容院の敷居を跨いだ瞬間に「今日は俺の堪忍袋の緒が切れる前にモミアゲ切ってくれよ、ィヨロシク!」と永吉口調で挨拶してやるんだ。最初にそう言ってしまえば後は爆睡しても大丈夫。そう決め込んで美容院に入って美容師の顔を見た瞬間に僕はすべてを悟った。

そのスタイリストはモミアゲとアゴヒゲが繋がっていた.....つまり彼にとってモミアゲは髪ではなくヒゲ......美容院で顔剃りはしない、つまりモミアゲは価格の対象外ということか....そうかそうだったのか...。

そんな無駄なことを考えながら今日も散髪中の美容師との無言の気まずい時間をやり過ごしたのでした。

Crazy Fancy Driver

車の助手席にぬいぐるみを置いている。

先日UFOキャッチャーで三千円くらい使って映画『テッド』のぬいぐるみをゲットした。うれしさのあまり車の助手席にいつもおいて運転しているのだが、今日フと気づいた。自分はかなりヤバい奴に見られているんじゃないかと。対向車線の車が助手席にクマのぬいぐるみをおいていて、しかも運転手はももクロ岡村靖幸を熱唱していたらそれはもうヤバい奴だ。噂になる。あの地域には危険な奴がいると。やがて噂は皆に知れ渡り、近くの公園を通りがかった時に子供ギャングにウンコを投げられる。いやだ。ウンコは嫌だ。ウンコは誰のかによっては浴びてもいいが、誰のかもわからないウンコを投げられるのは嫌だ。

だから僕はテッドのぬいぐるみを後部座席に移動させた。

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愛しているのさ、狂おしいほど

御守を授与だけして神社を参拝せずに帰る人が結構いる。
別に絶対参拝しろ!なんて声高らかに言うつもりはないが、そんな人を見るとなんだかモヤモヤっとする。例えて言うなら他人の家にいきなり挨拶もなしに上がり込んでお茶を出せ!って言っている感じ...か?この例えにもなんだかモヤモヤっとした。違う。他人の家でいきなり挨拶もなしに畳の部屋でい草がガサガサになるまで摺り足する感じ。しっくりこない。他人の家の窓ガラス全部壊して回り、100円玉で買える温もり熱い缶コーヒー握りしめ、まるで子猫ようだと念仏のように何度も繰り返す。うーん、尾崎イズムが強すぎてよくわからない。他人の家の引き出しという引き出しすべてでフルーチェ作っている一方その頃、畳の部屋ではい草がガサガサになるまで吉川晃司がシンバルキックの練習に励んでいる感じだな。
そんなこんなで神社に来たら極力お参りはしましょう。さもないとシンバルキックの練習にきますよ、キッカワが。

2013年映画ベストテン

新年あけましておめでとうございます!「このバックには5000万円サイズの模型は入りません!」でお馴染みの2013年も終了ということで、恒例の映画ベストテンを発表します。毎年年末には発表していたのですが、去年は忙しくて年が明けてからの発表となりました。個人的なことですが昨年は3月から新しい職場で働き出したことにより、すっかり仕事で疲れてしまい、映画はなるべく観易いものを好むようになりました。その影響がベストテンに出てるかって言ったらもう分かりやすいくらい出てます。

 

2013年映画ベストテン

第1位『きっと、うまくいく

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 映画のCMなんかでよく「笑って泣ける映画!」なんてうたい文句を聞きますが『きっと、うまくいく』は嘘偽りなくそんなキャッチコピーが似合ってしまう傑作。インド映画の良いところはとにかく分かりやすいところ。良い奴は愛おしくなるくらい良いし、悪い奴はイラついて前の座席蹴り飛ばしたくなるくらい悪い。分かりやすい展開とおかしいくらいのテンションとこちらまで踊りたくなるダンスと華やかさと...もうなんでしょうかね、とにかく最高に楽しい。そんなものを仕事で疲れているときに見せられたらもうイチコロです。というわけで今年の一位に輝きました。この映画を観に行ったとき、坐骨神経痛になっていて、腰の激痛に耐えながら「俺の腰もきっとよくなる」とつぶやいていたのは、今となっては良い思い出。この流れている涙は映画に感動しているせいなのか、腰の激痛のせいなのか?『きっと、うまくいく』以来、自分の中にボリウッドブームがやってきて下半期はやたらインド映画を観ていました。*1あとウンコがカレー色なのもボリウッドブームだと思います。

 

第2位『ジャンゴ繋がれざる者』

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まぁ本当はね、今年のベストワンは『ジャンゴ』なんですよ。誰しも『ジャンゴ』が一位なんですよ。でも『ジャンゴ』がベストワンなのは分かり切ってることだからあえて1位にしないわけなんですよ。それはウンコがカレー色なんだってことぐらいあたり前なことなわけ。 そんなこんなで2位は『ジャンゴ』です。犬に喰われるところとか逆さ吊りでキンタマをサワサワされるところとかたくさん良いシーンがあるんだけれども、なぜか一番印象に残るのがビールの泡をヘラでこそぐシーン。まぁーとにかくそれがうまそうでうまそうで「おやっさん!生大ジョッキで!」って叫びたくなる。いつものタランティーノ映画はダラダラと無駄話しているのが普通なんだけど、『ジャンゴ』は無駄話なしでテンポよく話が進んでいくのも良かった。

 

第3位『キラー・スナイパー

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2013年、一番ヤバいものを目撃してしまった感覚になった映画。もうとにかく出てくる奴らホワイトトラッシュの馬鹿ばっかりで、そこに狂ったマシュー・マコノヒーが加わって混沌としていくんだけど、間違いなくこれを観た後一週間はフライドチキンは食べたくないね!あんなフライドチキンの利用法を見たらさすがのチキン・ジョージも驚愕するね!劇場未公開ビデオスルーでもいいけどソフト化激烈希望!!

 

第4位『クロニクル』

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 少年のやり場のないモヤモヤや有り余る力を超能力で表現し、やがてそのパワーが世界中を巻き込んでいき大波乱っていう...まぁ、AKIRAですわ!AKIRA!もちろんエグザイルじゃない方の!大友さんの漫画の方のAKIRA!大友つってもハウンドドックじゃない方の!超能力があってもエッチなイタズラはパンチラ止まりってのも良かったです。まぁ時間止めたり透明タイツを着るエッチなイタズラはSODに任せましょう!

 

第5位『ムーンライズ・キングダム

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いつものウェス節と『ファンタスティックMr.Fox』で得た絵本ファンタジーが見事に結合した素敵な映画。もう俺は人間を正面か真横かでしか撮らないっていうウェス・アンダーソンの心意気を感じました。ウェス・アンダーソンは6月に新作『グランド・ブダペスト・ホテル』が公開されるので楽しみです。

 

第6位『ウォールフラワー』

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学校では影が薄過ぎて、あまりの存在感のなさにいじめられもしない 主人公に友達ができて、人生を生きている心地がしてって......もうそりゃ俺好きさ、そんな話!ダンスパーティで主人公が勇気を振り絞り壁から離れて前へと少しずつ歩く姿に号泣しました。元気がないときに観たいシーンNO.1。

 

第7位『ローマでアモーレ』

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最近のウディ・アレンの「いろんな不思議な出来事起こるけど最後は全部都会の素敵な魔法のせいにしちゃえば皆も許してくれるよね!」シリーズ最新作。『ミッドナイト・イン・パリ』も面白かったけどもウディ・アレン本人が出てるのでコチラの方が好きかも。でもミッドナイトはオーウェン・ウィルソンが出ているのでアチラもアチラで好き。やはり神経質で偏屈でネガティブな老人役をやらせたら右に出る者はいないね、ウディ・アレンは。ある日突然理由もなく有名になる男だの、風呂場でしか歌がうまくない男だの、なんだかモンティ・パイソンを彷彿とさせる設定もとても面白かったです。

 

第8位『ラストスタンド

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パク・チャヌク(『イノセント・ガーデン』)、ポン・ジュノ(『スノーピアサー』)となぜかハリウッドデビューが続く韓国映画界なんですが、こちらも韓国の映画監督キム・ジウンのハリウッドデビュー作。さらになぜかシュワちゃん俳優復帰作を担当。キム・ジウンは確か『グッド・バッド・ウィアード』で韓国産西部劇をやっていた人で、その雰囲気と劇中のアメリカ国境の街の風景が絶妙にマッチしていました。毎年一本はベストテンに韓国映画枠があるのですが、今回はこれが韓国枠ということで。

 

第9位『ロード・オブ・セイラム』

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でました!ロブ・ゾンビ!セイラムの魔女の末裔がシェリムーン(ロブ・ゾンビの奥さん)で変なレコードを再生したら魔女が復活して、ついでに魔女崇拝者もやってきて、今度ロード・オブ・セイラムってバンドのコンサートがあるからいかなくちゃって話...なんだけれども終盤はカオス過ぎてもうよくわからんけど、ただただ何かとんでもないもの観てしまったなっていう印象。とりあえず手相を見てお前は淫乱だなんて言う婆には関わらないようにしようと思いました。

 

第10位『カルト』

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 いつもの白石晃士のフェイクドキュメンタリーに今回ネオという強烈なキャラクターが参戦。『超・悪人』の主人公やコワすぎの工藤や本作のネオや、よくもまぁこんな魅力的なキャラクターを毎回登場させることができるなーと感動しました。「ごめんなさい!さっきハンバーガー食べました!」という名言にヤられてしまい見事に今年の邦画NO.1に輝きました。

 

■今年一番良かった俳優

 間違いなくマシュー・マコノヒーでしょうなぁ。出演作の公開が多かったのも要因。あまりの多さに夏頃には『ペーパーボーイ』『マジック・マイク』『バーニー』と出演作が三本も映画館で観れる状態でした。それもこれも間違いなく『キラー・ジョー』の怪演のおかげなのでソフト化猛烈希望!!

 

■総括

蓋を開けてみたら『きっと、うまくいく』『クロニクル』『ムーンライズ・キングダム』『ウォール・フラワー』と見事にスクールカーストど底辺の奴らがワンサカ集まりました。ボクタチ底辺族!『パシフィック・リム』見て2週間くらいブツクサ言うくらいなら もうそういう話しか見なきゃいいのにって自分でも思いました。

そんなわけで2013年はこんな感じのベストテンになりましたがいかがでしたでしょうか?今年も休日は映画館で現実逃避!!

 

■これまでのベスト

2009年映画ベスト - 僕はDay Dream Believer

2010年映画ベスト&モロモロ - 僕はDay Dream Believer

2011年映画ベスト - 僕はDay Dream Believer

2012年映画ベストテン - 僕はDay Dream Believer

*1:きっと、うまくいく』が良かった人は『オーム・シャンティ・オーム』もオススメ!