僕はDay Dream Believer

モロモロの日々

真面目に考えてしまう男-『シリアスマン』

今月には新作『トゥルー・グリッド』が公開されるノリに乗っているコーエン兄弟の『シリアスマン』を鑑賞しました。本作はアカデミー賞の作品賞にもノミネートされたそうです。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチなどの有名俳…

終わりがないのが終わり-『悪魔を見た』

韓国を代表する俳優のイ・ビョンホンと『オールド・ボーイ』の主役を演じた名優チェ・ミンシクの実力派二大スターが対決する映画『悪魔を見た』を鑑賞しました!『箪笥』『甘い人生』『グッド・バッド・ウィアード』のキム・ウジンが監督を務めています。 一…

明けてから聴いているもの

これと言って映画の感想を書く気にもなれないので2011年になってから聴きだした音楽をまとめてみようと思います。俺のハマッたものなんて誰が知りたいんだよ!でも紹介させて!Black Eyed Peas/I got a feeling 去年は自分にとってのアイドル元年。ももいろ…

今日から俺の地球もゴツゴツした岩-『冷たい熱帯魚』

『愛のむきだし』『自殺サークル』等で有名な園子温監督の2011年最大の問題作(まだ2月なのに!!) と言われている『冷たい熱帯魚』を観てきました!本作は監督の実体験と1993年の埼玉愛犬家殺人事件や他の猟奇殺人事件からインスパイアされて生み出された物…

挫折・苦悩なきヒーロー-『グリーン・ホーネット』

『グリーン・ホーネット』は1936年にラジオドラマとして誕生し、66〜67年に放送されたTVドラマ版ではカトー役をブルース・リーが演じたことでも有名です。今回は『エターナル・サンシャイン』、『僕らのミライへ逆回転』など唯一無二の世界観でファンを魅了…

良い所だけ切り取ればそりゃ美談-『ウッドストックがやってくる!』

『ウッドストックがやってくる!』を鑑賞しました。1969年8月15日から3日間ニューヨーク州サリベン群べセルの丘で開催された、ロックを中心とした大規模なコンサート“ウッドストック・フェスティバル”の舞台裏とウッドストックを村に招いた青年と家族の話で…

最年少億万長者はどんな奴か?『ソーシャル・ネットワーク』

『ソーシャル・ネットワーク』鑑賞。デヴィッド・フィンチャーの新作『ソーシャル・ネットワーク』を公開初日に観てきました!「インターネット時代のビル・ゲイツ」と呼ばれ2010年版世界長者番付で「世界で最も若い億万長者」となったマーク・ザッカーバー…

僕らのヒーロー『キック・アス』

去年のしたまちコメディ映画祭以来二度目の鑑賞。『キック・アス』は大盛況らしく渋谷の映画館では立ち見が出るほどで、またただいま公開規模を拡大中だそうです!!素晴らしい!!面白い映画がちゃんと公開されて評価されるのって本当に凄いし素晴らしいで…

お前ら油売りすぎ!!『アンストッパブル』

『アンストッパブル』鑑賞。新年明けましておめでとうございます!本年も拙い感じでたくさん映画鑑賞日記(たまに日々の暮らしも)を書いていこうと思いますので、みなさまよろしくお願いします!今年も走り続けるぜー!!という信念で2011年一発目に『アンス…

2010年映画ベスト&モロモロ

こんばんは。このブログで拙い文章を書いている大丈夫というものです。人として大丈夫になりたいと思ってつけた名前なのですが一向に大丈夫になる気配がありません。最近はもう「大丈夫、大丈夫」という開き直りで生きています。そうでもしないとやってられ…

クリスマスは『(500)日のサマー』で決まり!

『(500)日のサマー』は言ってしまえば他人のどうでもいいような恋愛話がギュッと詰まった映画である。しかも「運命」とか「奇跡」とかを主張しちゃうような恋愛話。しかしそんな中学生みたいな恋を誰だって経験してきた。好きな女子とやたら目が合うだけで簡…

作品愛を感じる『トロン:レガシー』

『トロン:レガシー』鑑賞。去年の年末の『アバター』皮切りに2010年は3D映画がたくさん公開されました。3D映画元年とも言える本年を締めくくる1本『トロン:レガシー』を観てきました。正式には言われてはいませんが『トロン』の続編とも言える作品です。…

予測不能!『マクナイーマ』

『マクナイーマ』鑑賞。ブラジルで1969年に公開され大ヒットした映画『マクナイーマ』を観てきました。トロピカルでサイケデリックな色彩世界の中で、不条理でグロテスクそして社会風刺を盛り込んだアンチ・ヒーローの物語が繰り広げられます。 アマゾンの密…

不穏・不快・不安な『白いリボン』

『白いリボン』鑑賞。『ピアニスト』、『隠された記憶』でカンヌのグランプリや監督賞を受賞してきたミヒャエル・ハネケ監督の新作『白いリボン』を観てきました。本作でついに2009年カンヌ国際映画祭パルムドール大賞を受賞しました。 ドクターの落馬事故。…

集団と個人『リトルランボーズ』

お久し振りです。前回の記事『[リミット]』から1ヵ月近く経ってのやっとの更新です。別にこれといって忙しかったわけじゃないんですけど中々ブログ書くのが億劫で・・・。年末に向けて再開し始めた所存でございます。今回は半月ほど前に観た『リトルランボ…

暗いよ〜狭いよ〜怖いよ〜『[リミット]』

『[リミット]』鑑賞。土の中に埋められた男が「暗いよ〜狭いよ〜怖いよ〜」と面堂終太郎ばりにのた打ち回る映画『[リミット]』を観てきました。目覚めると土の中の箱に埋められていた男が充電切れ間近の携帯電話とボイルの尽きかけたライターでなんとかしよ…

10月末に観た映画と11月に観たい映画

10月末に観た映画の感想を軽く書きまーす。セクシーなお姉さんたちが宝石盗もうとして奮闘したり仲間割れしたりする『ビッチ・スラップ〜危険な天使たち〜』を観ました。ビッチとタイトルにつくぐらいなので、もう本編中におっぱい&ケツをプルプルさせまく…

雨が降っても前向きだぜ!『国家代表!?』

『国家代表!?』鑑賞。今年のしたまちコメディ映画祭でオープニング作品に選ばれ、いとうせいこうが字幕監修を手掛けている韓国映画『国家代表!?』を観ました。監督は『カンナさん大成功です!』のキム・ヨンファ。主役は『チェイサー』の冷酷な殺人鬼役…

爆裂!爆発!木っ端微塵!『エクスペンダブルズ』

『エクスペンダブルズ』鑑賞。シルベスター・スターローン監督主演、そしてジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーなどアクション界のスーパースターが出演している夢のお祭り映…

music videoあれこれ2

ももいろクローバー/ピンキージョーンズ どうですか!この茶番!!さすがにももクロちゃん好きでもどうかと思いましたよ!!でも歌詞の中にそれぞれの名前が入っていて良いです。少女時代/GEE(日本語版) 日本デビュー第二弾は韓国で9週連続1位だった『GEE…

断固支持!!『TSUNAMI-ツナミ-』

『TSUNAMI-ツナミ-』鑑賞。韓国産ディザスタームービー『TSUNAMI-ツナミ-』を観てきました!韓国プサンのへウンデに住む4組の男女のストーリーを中心した映画。メガ津波がヘウンデを襲う中盤のシーンが見物。鑑賞前にこの映画のレビューを色んなサイトで観…

『ミックマック』

『ミックマック』鑑賞。『アメリ』が代表作であるフランスの監督、ジャン=ピエール・ジュネの最新作『ミックマック』を観てきました。主人公バジル(ダニー・ブーン)はレンタルビデオ屋で働き平凡な日常を暮らしていたが、ある夜発砲事件に巻き込まれる。バ…

『ジャーロ』

『ジャーロ』鑑賞。『四匹の蝿』や『サスペリアPART2』で有名なダリオ・アルジェント監督と主演製作を務めた垂れ眉・鼻やや曲がり男エイドリアン・ブロディの信用のおける男達による映画『ジャーロ』を観てきました!北イタリアのトリノで発生した若い女ばか…

衝動買い‘10秋

たまに少しお金と時間の余裕のあるときにCDショップに行きます。そこで2時間ぐらいかけて視聴コーナーを行ったり来たりして「なんかイキのいいのいないかのぅ!!」と築地でマグロを選ぶおっさんのようなことをしています。ですが最近はこう・・・・グッ!…

『ヒックとドラゴン』

『ヒックとドラゴン』鑑賞。自分はDREAM WORKSのCGアニメ映画を初めて観たのですがすごく良かったです。やはりCGアニメと言いますとピクサーがあるわけですが、本作『ヒックとドラゴン』は同等・・・いや同等以上かも知れないほどの映画でした!個人的に大好…

たまには日常

お久し振りです。映画の話ばかりのこのブログですが、たまには日常を報告せなあかんなぁーとか思うわけですよ。 一昨日まで神社実習で奈良に行っていました。まぁ大祭のお手伝い等を一週間していたわけです。中々出来ない貴重な体験をさせていただき感謝して…

『カラフル』

『カラフル』鑑賞。天上界と下界の狭間で漂う魂である“ぼく”が自殺してしまった「小林真」の身体に入り込み自分の犯した罪を思い出すために再挑戦する映画。“ぼく”が一体何者であるか。この問題は誰でも割とすぐに気付くと思います。この映画で描かれている…

『ベストキッド』

『ベストキッド』鑑賞。84年の大ヒット作『ベストキッド』をジェイデン・スミス(ウィル・スミスの息子)とジャッキー・チェンを主演に迎えたリメイク作です。舞台を中国にし主人公が教わるのがカンフーに変わりましたが話の大筋は84年版とほぼ一緒です。まず…

『シロメ』

『オカルト』『ノロイ』等の白石晃士監督の新作『シロメ』を観てきました!!そもそもフェイク・ドキュメンタリーというのはドキュメンタリータッチでいかにうまくフィクションを入れることができるかっていうのが重要なわけです。作り物を入れすぎると醒め…

『ぼくのエリ〜200歳の少女〜』

『ぼくのエリ〜200歳の少女〜』を見ました。 注意!今回は完全にネタバレ覚悟で書いていますので鑑賞後に読んでください!今回どうしても納得がいかなかったところがある。面白いシーンがたくさんあったのだが、どうしてもそれが納得いかず、不完全燃焼な後…