僕はDay Dream Believer

モロモロの日々

『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

最初に『ハングオーバー』を観たのは去年の秋頃開催されたイベント「映画秘宝ナイト」でした。その時点では日本公開未定だったのですが、ゴールデングローブ賞を獲得したということと公開を望む観客の希望もあり7月より日本公開が決定され、今まさにやっています!!本作は映画館でたくさんのお客さん達と一緒に笑う映画だと思いますので観てください!!間違いなく踊るナンタラ走査線よりもオススメです!

結婚式を控えた花ムコのダグのために男友達3人が集まった。彼らは結婚の二日前にラスベガスでハメを外しまくる最高の夜を計画した。人生最高の夜にしようとホテルの屋上で乾杯をする4人。しかし翌朝目覚めると酷い二日酔い状態で昨夜の記憶がなくなっていた。部屋には空き瓶が散乱しソファーからは煙が立ち込める。クローゼットには赤ん坊がいてバスルームには虎。おまけに歯科医の前歯が1本なくなっていた。昨夜の出来事を思い出そうとするがまるで思い出せない。そして花ムコのダグがいなくなっていることに気付く・・・。昨夜に一体何があったのか?花ムコはどこに消えたのか?3人の失われた花ムコと記憶を探す話である。

この映画の面白さはやはり「酒で記憶がない」というところである。二日酔いの体験は万国共通であるんだなと確認させられました。3人の記憶がない昨夜、つまり酒に酔った無敵時間の行動がなんとも面白い。レシートなどのわずかな手ががりを頼りに昨夜の行動を探すのだが、無敵時間の自分を思い出すたびに3人はちょっと恥ずかしそうにする。大体の大人は「酒に酔った自分は自分であって自分ではないのだが、まぁでも・・・俺なんだよなぁ。どうもすいませんでした!」という経験をしたことがあるだろう。僕もこの間の飲み会で寝ていてなんか叩かれたような気がしてずっと不機嫌でした。なんなんでしょうかね、あの無敵時間。本当に恥ずかしい。

とにかく面白い映画なので是非劇場で観るのをお薦めします!大傑作!