僕はDay Dream Believer

モロモロの日々

『ヒックとドラゴン』

『ヒックとドラゴン』鑑賞。

自分はDREAM WORKSのCGアニメ映画を初めて観たのですがすごく良かったです。やはりCGアニメと言いますとピクサーがあるわけですが、本作『ヒックとドラゴン』は同等・・・いや同等以上かも知れないほどの映画でした!個人的に大好きな映画『くもりときどきミートボール』にも匹敵する大傑作だと思います。DREAM WORKS的にもかなり気合の入っている作品だと思います。・・・だってあんなのすごいよ!!号泣だよ!!!

ストーリーが素晴らしい。ヒックがドラゴンに乗る必然があるし二人が一緒にならないと空を飛ぶことができないというのが良い。また小柄で発明が趣味であり何よりも優しさを持つヒックだからこそドラゴンのトゥースと心を通わせることができた。彼でなければならない、このキャラクターであるから物語が展開していくのが良かったです。ストーリーも気が利いていて、最後の決闘で子供達がそれぞれのキャラクターにあったドラゴンに乗るのが良い。デブなら太目のドラゴンに乗り双子なら二つ頭のドラゴンの頭に一人ずつそれぞれ乗る。あたりまえのことなのですがこれを普通にできるのが凄い!!キャラクターの表情も良かったです。ストイックが息子ヒックを叱って出て行った後に見せる哀しげな素の表情が印象的で、そのシーンまでは話を聞かない糞オヤジだなぁーと腹起っていましたが、あれがあることによってストイックがただの頑固な父親ではなくてしっかりと息子へ愛情を注いでいるのがわかり、もうオヤジも愛さずにはいられないよ!!他にも始めと終りのモノローグが対になっているところや、アスティの「行け!」っていう台詞とか、もう言い出したら良かったところしかないよ!!ただ悪を一方的に叩くのはどうかと思いましたが・・・全然関係ねぇ!!本当に最高な映画です!

映像も観ていて心地よくなりました。特にやっぱりヒックとドラゴンが飛んでいるときが良かった。広い大空の中で気持ちよさそう飛ぶ姿とそれと同時に遠くに見える海などの景色が本当に綺麗だった。『アバター』から色々3D映画を観てきたのですが、『ヒックとドラゴン』は初めて3Dで観ることが出来て良かったと思えた映画でした。また今回は字幕版が近くの劇場でやっておらず吹き替え版で観たのですが、パンフレットを見ると英語版の声優が好きな役者ばかりなので是非DVDがほしい!!最近よく観るジェイ・バルチェル(『ファンボーイズ』『魔法使いの弟子』など)やジェラルド・バトラー(『300』など)、そして何よりも大好きな映画『スーパーバッド童貞ウォーズ』からマクラビンと生理デブの二人も出ているのでもうこれはね、絶対に買いますよね!!とはいえ3D字幕だとどうしても字幕の文字のペッタリ感が気になりますし、これは3D体験をしてほしい作品なので、明日の予定をキャンセルしてでも観るべき価値のある作品だと思います!!大傑作!!最高!!