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僕はDay Dream Believer

モロモロの日々

己を知る-『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

映画

X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を観ました!監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーンでX-MENはいかに結成され、マグニートーはいかにして生まれたのか?というのを描いています。僕は一応本作を観る前に旧三部作も観ましたが観ていなくても十分楽しめると思います。

国際情勢が緊迫する1960年代、強力なテレパシー能力を持つ青年チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)が、金属を自由に操れるエリック(マイケル・ファスペンダー)とめぐり合う。ミュータントとして人類と闘うべきか共存すべきか、異なる信念を抱きながらも友情を深めたふたりは、世界各地のミュータントを仲間に迎え入れていく。しかし戦時中にエリックの母親を殺した元ナチスの科学者ショウ(ケヴィン・ベーコン)が、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を結成。やがてショウが悪魔のごとき計画を実行に移したとき、チャールズとエリックはその野望の阻止に挑むが、過酷な運命は彼らの絆を引き裂き、人類との“共存”か“支配”かという正反対の道へと導いていくのであった・・・・・・。(チラシより抜粋)

旧三部作がプロフェッサーXとマグニートーとの争いだったのに対して本作はなぜ友人であった二人が争うことになってしまったのかという過去が語られます。ファースト・ジェネレーションを観る前に旧三部作も観たのですが、完全にマグニートーが主役の映画だと思いました。だってあのプロフェッサーハゲ、1では眠りこけるし2では捕まるし最終作ではあんな感じだしいいとこなしだよ!!唯一良かったのはサイクロップスの彼女をイタコしたとこかな!もう爆笑!それに対してマグニートーはかっこよかったねぇ。ヘルメット以外は。ファースト・ジェネレーションのマイケル・ファスペンダーもかっこ良くてよかった。あのアンテナ回したときの泣き笑い顔ったらもう!イングロ見直しちゃうぞ!それとセレブロで人と繋がろうとするプロフェッサーXと人を遮断するヘルメットを被るマグニートーという対比もいいですね。実際なぜ二人がバラバラになったかって言ったらマグニートーが人の思い出に入ってくるデリカシーのないプロフェッサーが嫌だったんだと思います!僕も嫌です!そんなかっこいいマグニートーの名前の由来がマグネットからと知ったときのショックったらもう・・・。

僕が『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で一番感動したのは、孤独であったミュータントが仲間を見つけ自分自身を肯定し自分の力をコントロールしていく姿でした。人は大人へとなっていく時に自分は“なんでもない”存在だと知る瞬間があると思います。子供の頃に自分は特別で何か理由があってこの世に生まれたなんて妄想をしませんでしたか?ええ!!僕はしました。そんな特別な少年はだんだん成長していくにつれて色んなことを知り世界が広がり“なんでもない”大人になっていきます。僕はこの“なんでもない”というのを受け入れるのに結構苦しかったりもしました。それに対してX-MENの若手ミュータントたちは自分が特別であることを恥じて“なんでもない”存在に憧れました。しかし普通のなんでもない人間らしく振舞おうとしても青い肌・野生的な足・背中に生えた羽があって普通になることが出来ません。そんな孤独な彼らが同じ境遇の仲間に出会ったときに初めて自分のことを肯定します。自分はこのままでいい、このままこそが自分らしさであるのだと己を知ります。己を知った後に力を上手く操れるように成長するのが良かったです。だからミュータントたちの力は能力ではなく個性として描かれているのだなと思いました。

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