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僕はDay Dream Believer

モロモロの日々

スターマンが空で待っている

昨年末から衝撃的な出来事が続いている。

芸能界1ももクロファンで知られるキング・オブ・コメディ高橋の事件。ベッキーの不倫騒動。今日はスマップの解散報道があった。ももクロファンの自分は、ももクロを熱く語る高橋さんの姿に結構好感を持っていたのでとてもショックを受けた。今となってはアイドル好きの世間からの目線をまた厳しいものにしてくれたなと憤りを感じる。なんて話を会社の飲み会でしたら世間はキング・オブ・コントのチャンピオンの高橋のことを知ってはいても、その高橋がももクロの熱狂的なファンであることを知る者は誰もいなかった。あまり誰も知らないんだと気づいたのでもう自分から制服泥棒の話をするのは辞めた。そうすればこの話は広まらない。

ベッキ―のやつは本当どうでも良いのだが、初めて紅白に出場しておめでたい気分の翌日に嫁ではない女を実家に連れていく男の心境がわからない。実家の両親も「うぇえい!」って思ったろうな。その行為はマズイ展開にしかなり得ないのは目に見えているのになぜだ。いくらロマンスがありあまっていても無理だ。あまりにも恋心が走り過ぎて私以外私じゃなくなったんだろう。あたりまえだけどね。

 そしてデヴィッド・ボウイだ。

いつかこの日が来るとは思ってはいたのだが、あまりにも突然過ぎる。おそらくボウイ本人はもう自分が長くないことを分かっていて最後のアルバム『★』を製作し発売まで間に合わせたのだろう。でも僕には無理だ。本当に彼の死を受け止めきれない。忌野清志郎が亡くなったときの泉谷しげるみたくその死を信じないことにしようかとも思ったけどそれさえも無理だ。キツイ。

...とつい熱くなってしまったが僕はそこまでデヴィッド・ボウイのファン歴が長いわけではないのがとても恥ずかしい。2~3年前までは精々聴いていたのがベスト版くらいなもんで、オリジナルアルバムを1枚ずつしっかり聴き始めたのは最近だ。ファンとしては新参者だ。すいません。好きなボウイのアルバムはジギー・スターダストというベタなチョイスだ。すいません。でもボウイが死んだと知ったその日の仕事の帰りは車内でジギー・スターダストを爆音でかけて運転をした。1曲目の「Five years」からそのあまりの美しさにポロポロ泣いてしまった。4曲目の「Starman」のころには嗚咽を漏らしながら「すたぁ~まぁ~んうぇいてぃんぐいんざすかいぃ~」と大合唱していた。

 

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笑っていいともが終わった時期ぐらいから自分が子供の頃から見てきたものがどんどんなくなっていっている気がする。当たり前のようにあるもの・いる人がなくなっていくのはなんだか世間から自分が取り残されていくような感覚になってしまう。日々いろんな出来事や情報が流れていく現代で5年後も変わらずにあるものなんてもうないのかもしれない。今大切にしている友人関係や仕事や感情は5年後もそこにあるかは分からない。だから脳が痛むほどに今の全てを記憶すべきなのだけれども、つい日常を取りこぼしてしまう。5年後も確かなものなんてない中で20年間も制服泥棒をしていた高橋は本当に病気なんだなと改めて思った。まぁそれとこれとはまったく関係ないけども。

自論だけれどもボウイの曲が流れる映画は名作が多い。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ウォールフラワー』、映画としてはそこまでのれなかったけども 『LIFE!』のクリステン・ウィグが「Space oddity」を歌い始めてからの一連のシーンは本当に美しい。『キングスマン』は予告編では「Suffragette City」が流れていてワクワクしながら本編を見ていたのだが劇中では流れなかった。教会のシーンであれがかかっていたらなんかもう堪らなかったと思う。あとは『ブレックファスト・クラブ』の「Changes」の歌詞の引用も良かった。

デヴィッド・ボウイはブラックスター となって旅立ってしまった。僕は5年後も彼のことを好きだと確かに言えるように彼の残してきたものを聴いていこうと思う。このタイミングで今までのアルバムを買い漁るのは凄く恥ずかしいけれども構わない。だってデヴィッド・ボウイのニューアルバムはいくら待っても二度と出ないんだよ。